短歌3月号

短歌
2010年2月25日発売 定価:830円 写真=永石勝

今月の内容

特集は、保存版「季節を詠う―秀歌に学ぶ春夏秋冬の詠み方」。一年を通しての自然の移ろいと人間、また動植物をどう捉えて一首に立ち上げるか。これからはじまる春を前にして、季節をどう詠うかを考えます。

特集

季節を詠う 秀歌に学ぶ春夏秋冬の詠み方
●総論 季節をいかに詠むか「短歌史のなかの季節」……島田修三
●俳句は季節をこう詠む「前髪をつかむ」……櫂未知子
●秀歌に学ぶ春の歌「春を詠う」……藤井常世
●秀歌に学ぶ夏の歌「『夏のゆふぐれ』のことなど―孤独と親和と―」……柳 宣宏
●秀歌に学ぶ秋の歌「秋を詠む」……沢田英史
●秀歌に学ぶ冬の歌「冬のあかるさ」……花山多佳子

特別対談

俵万智短歌の魅力と翻訳の可能性
三枝昂之×俵万智

カラーグラビア・シリーズ

「想い出の人々」
└第15回 寺山修司/雨の質問者……福島泰樹

巻頭エッセイ「三月の風景」

ことばが動く……前川佐重郎

充実の作品と好評連載!

作品
【巻頭作品30首】
秋葉四郎・栗木京子
【巻頭作品10首】
田井安曇・時田則雄・松坂 弘・佐伯裕子・田宮朋子・沖ななも・藤原龍一郎・松本典子
【作品12/7首】
佐田 毅・小塩卓哉・古谷智子・田中 槐・岩井謙一・中西輝磨・岸上 展・山田吉郎・遠役らく子・大橋智恵子・山口惠子・後藤由紀恵・佐古良男・鈴木諄三 他
連載
  • ■共同研究『前衛短歌とは何だったのか』前衛短歌の登場(2)……大辻隆弘
  • ■『日本の恋の歌50』「後拾遺姿」の恋(一)……馬場あき子
  • ■『うたの光芒−わが秀歌鑑賞15』……高野公彦
  • ■『女はいかに―「源氏物語」の愛の歌3』桐壺帝の愛の歌……小島ゆかり
  • ■『短歌と向き合う姿勢』「折り過ぐさぬ」対応(その二)……神作光一
  • ■『二十一世紀の短歌入門23』老いて死ぬこと……坂井修一
  • ■角川短歌検定 第三回
    巻末のハガキを使って投稿。

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読者投稿ページ
●公募短歌館
巻末のハガキを使って投稿。4人の選者が選ぶ特選・秀逸・佳作。
今月の投稿分より掲載歌数が増えます。
●題詠
専用用紙で投稿。毎月発表。今月の題は“風”。
●誌上添削教室
ハガキで作品(自選未発表歌6首まで)を投稿。選ばれた作品は誌上で添削。

短歌 3月号

短歌
【発売日】
2009年2月25日発売
【定価】
830円  
【編集長】
杉岡 中

コラム

編集長より

2月10日 本誌3月号校了日。この日、表紙ならびにグラビアの部分を最終的に入稿。写真は画像データを印刷所で取り込んで整え、そのデータをデザイナーに送り、デザインをしてもらう。グラビアの1枚目は福島泰樹さんからお借りした寺山修司との写真。その他は新たに撮り下ろした福島さんの写真。どのカットにするかをデザイナーでありカメラマンの永石さんと協議をして決める。本誌3月号をぜひご覧ください。ここにあるのは掲載されなかったアザー・カット。



2月11日 日経新聞、朝日新聞各紙で大きく取り上げられ、ちょっとした話題になっている新連載の共同研究「前衛短歌とは何だったのか」。この日2回目の座談会(4月号に掲載)をゲスト評論者の大辻隆弘さんをお迎えして行う。大辻さん、学校の先生なので休みの日に限り出席可能とのことでこの建国記念日に角川本郷ビルの会議室にお集まり頂く。この後、「金魚坂」でかなり飲んでしまう。発売中の3月号ではこの日のゲストである大辻さんの評論「前衛短歌の登場(2)」を読むことができます。注目の評論をチェックしてください。





2月19日 熊本ホテルキャッスルで行われた『安永蕗子先生の栄誉を讃える』祝賀会に出席。安永さんはこの日が誕生日で満90歳を迎えられた。安永さんの甥であるミュージシャンの永畑雅人(ロケット・マツとして忌野清志郎などと競演しているピアニスト。福島泰樹さんの絶叫短歌では30年以上バックを務めている)とイラストレーターでトランペッターの永畑風人の永畑兄弟は古くからの友人。ということもあり、安永さんには永畑兄弟とともに親戚のようにお付き合いして頂いている。永畑兄弟のピアノ、トランペットとともに「安永蕗子の歌」を弾き語り演奏。前日には安永さん宅の居間でご本人の目の前で弾き語り朗読を敢行。そしてその後、安永さんちの愛犬リンちゃんと江津湖を散歩。リンちゃんは散歩の後、必ずチーズを食べる。