短歌
2008年4月25日発売 定価:830円(税込)写真=永石勝




特集 新しい短歌の素材の見つけ方

短歌の主題が変化してきたと言われています。かつての「〜詠」のくくりが通用しない歌が増え続け、歌の素材となる日常生活が大きな変貌をとけるいま、「なにをどう詠えばいいのか、新しい素材をどう詠い込んでいけばいいのか」をテーマ別に探る特集です。

●総論「詠む領域の拡大」………篠 弘
●新しい日常詠・生活詠「見ているのに見えていない物を詠む」……吉川宏志
●新しい家族詠「新しい家族像─フツーの核家族の中で」……池田はるみ
●新しい仕事詠「未踏の世界へ」……山田富士郎
●新しい自然詠「自然詠と現代」……伊藤一彦
●新しい旅行詠「旅という読みと詠みの現場─日本そして海外」……松平盟子
●新しい社会詠・機会詠「特権のごとくうたふな─自覚と認識」……小高 賢
●これから生まれる可能性のある新しいテーマ「眼差しの変質」……穂村 弘

特集 私の歌づくりの基本

歌人が作歌するために日々行う「切磋琢磨」とは。メモをとる、心の働かせかた、視点のおきかた…など11歌人が自身の歌づくりの基本を披露する特集です。

●執筆者……秋葉四郎・小島ゆかり・玉井清弘・花山多佳子・香川ヒサ・丹波真人・小守有里・香川哲三・御供平佶・高島 裕・森本 平

■カラーグラビア・シリーズ「うたびとの時間」

  └第五回「年度替わり」……内藤 明

【巻頭エッセイ「うたの歳時記」】五月、薫風、攀禽類……高野公彦


【新連載】二十一世紀の短歌入門「ことばを知っていますか」……坂井修一


充実の作品と好評連載!

作品

【巻頭作品26首】竹山 広・尾崎左永子・沢田英史・水原紫苑
【巻頭作品12首】松坂 弘・蒔田さくら子・大下一真・一ノ関忠人・横山未来子・比嘉美智子
【作品14/8首】伊藤宏見・池本一郎・村山美恵子・四元仰・井上美地・高比良みどり・下平武治・今井恵子・日置俊次・坂出裕子・武下奈々子・飯沼鮎子・田村 元・轟 太市 他

連載

■『日本の恋の歌』「場面のある恋の歌」(一)……馬場あき子
■『語る短歌史・岡井隆』時代の変化と短歌……聞き手・小高賢
■『残すべき歌論』窪田空穂(二)……篠 弘
■『短歌と向き合う姿勢』山鳥の習性(五)……神作光一

読者投稿ページ
●公募短歌館……巻末のハガキを使って投稿。3人の選者が選ぶ特選・秀逸・佳作。
●題詠……専用用紙で投稿。2ヶ月に一度発表。今月の題は“朝日”。
●誌上添削教室……専用の応募券をハガキに添付。選ばれた作品を誌上で添削。



4月15日。この日は東京・山の上ホテルで第42回迢空賞の選考会が行われました。若干のやりとりはあったものの、ほぼ、満場一致で受賞作は伊藤一彦さんの歌集『微笑の空』に決定。その後、確認のため、伊藤さんに電話をするも連絡とれず、留守電にメッセージを残し待つことに。数十分後ご本人から電話があり、「すでに他の人に決まったのかと思って全く考えていなかった」との弁。伊藤さん、おめでとうございました。

次号予告 5月24日(土)発売!

第42回迢空賞発表! 連載記念特別対談「俵万智×一青窈」 特集「今、気がかりな12人の歌人」

7月号から始まる新連載を記念して俵万智さんと一青窈さんの対談「短歌のつくり方を教えてください」を掲載。また岡部桂一郎氏の特別書き下ろし作品21首もご注目ください。


短歌

短歌 5月号

定価(税込):830円
2008年4月25日
編集長:杉岡 中
(C) Kadokawa Gakugei Shuppan 2008
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