短歌2月号
今月の内容
特集「自然をうたうー自然にとって人間とは何か」は、「人間にとって」の自然ではなく、「自然から見た人間とは」という視点の逆転がポイントです。『古事記』や『万葉集』から現代短歌まで、自然を詠んだ歌をふんだんに紹介。短歌の深みを実感できる自信の企画です。夭折歌人の生き様は、第1歌集『乳房喪失』を刊行した1954年に病死した中城ふみ子から、若手を中心に熱い支持を獲得しながら2009年に急逝した笹井宏之さんまでの歌を人生とともに紐解きます。カラーグラビア超世代対談第2回目は、清水房雄さんを奥田亡羊さんが取材。1月号からスタートした新連載も絶好調です。お楽しみに!
特集 自然をうたう ー自然にとって人間とは何か
「主として写実の佳品を」……大塚布見子
■実作指南 草木鳥魚をこまやかに視るために
「自然詠、表現の輪郭」……大河原惇行
■鑑賞 自然詠としての身体詠
「身体の不思議さを言語化する」……吉川宏志
■鑑賞 古典に学ぶ自然詠ー万葉以来の古典に親しむ
「山川と共に呼吸している歌」……秋葉四郎
■秀歌選
「近・現代の自然詠 秀歌40首」……中川佐和子
■論考「自然にとって人間とは何か」
「白い巨眼ー自然と人間」……伊藤一彦
特集 夭折歌人の生き様
●相良 宏「花のまぼろし」……山田富士郎
●杉原一司「解剖の精神」……阪森郁代
●小野茂樹「愛誦されることを望む」……久我田鶴子
●岸上大作「闘争詠の変貌」……岩田 正
●杉山 隆「汚れを知らぬ少年の歌」……奥村晃作
●安藤美保「初々しい光」……小川真理子
●笹井宏之「ホスピタリティということ」……加藤治郎
カラーグラビア&エッセイ
巻頭エッセイ「わたしの一冊」
充実の作品と好評連載!
- 【巻頭作品30首】雨宮雅子・島田修三
- 【巻頭作品10首】久津 晃・田井安曇・沢田英史・森山晴美・一ノ関忠人・浜名理香・辰巳泰子
- 【作品12/7首】鎌田弘子・金田義直・板宮清治・池本一郎・小嵐九八郎・石田容子・光本恵子・王 紅花・堀井惠子・上野春子・尾崎まゆみ・森本 平・田中章義・内山晶太 ほか
- ■『女はいかにー「源氏物語」の愛の歌26』花散里……小島ゆかり
- ■『なつかしい歌のこと19』斎藤 史(6)……佐伯裕子
- ■『日々のいろいろ2』梅のはなし……大下一真
- ■『今日の放課後、短歌部へ!2』「じわじわ」なんて似合わない……千葉 聡
- ■『はじめてのおもろ2』沖縄研究の第一走者……平山良明
- ●公募短歌館
- 巻末のハガキを使って投稿。4人の選者が選ぶ、特選、秀逸、佳作。
選者(1月号〜3月号)篠 弘・三井ゆき・内藤 明・栗木京子
選者(4月号〜6月号)岡井 隆・久々湊盈子・田宮朋子・小塩卓哉 - ●題詠
- 題詠……専用用紙で投稿。毎月発表。今月の題は“別れ”。選者……喜多弘樹
- ●誌上添削教室
- ハガキで作品(自選未発表歌6首まで)を投稿。選ばれた作品は誌上で添削。講師・永田典子


