俳句2月号
今月の内容
大特集 作句の極意がここに! 俳句は瞬間を切り取る
●総論 「永遠と一瞬」
櫂 未知子
●テーマ別 瞬間を切り取った名句100
いのち…恩田侑布子/感覚…鴇田智哉/日常…髙田正子/光と闇…角谷昌子/動き…髙柳克弘/色…上野一孝/老い…橋本榮治/大景…清水青風/恋…依光陽子/時間…対馬康子
●エッセイ「授かった一句」
深見けん二、黒田杏子、友岡子郷、山本洋子、高野ムツオ、今井 聖、小澤 實、青山茂根
実用特集 主宰に聞く!採る一句、採れない一句
柏原眠雨(「きたごち」主宰)、保坂リエ(「くるみ」主宰)、石井いさお(「煌星」主宰)、松本ヤチヨ(「手」主宰)、鈴木太郎(「雲取」主宰)、水田光雄(「田」主宰)、和田順子(「繪硝子」主宰)
《クローズ・アップ》
・新作12句/発刊に寄せて/大橋敦子小論/一句鑑賞
第八回鬼貫青春俳句大賞
受賞作品30句 山本たくや タロウとシンペイ
第3回「寅さん俳句大賞」選考結果発表!
充実の作品欄と好評連載!
特別作品50句……西村和子
特別作品21句……大石悦子、渡辺誠一郎
伊藤敬子、鳥居三朗、坊城俊樹、小林貴子、橋爪鶴麿、加藤瑠璃子、鈴木鷹夫、松浦加古ほか
●俳句と歩く……宇多喜代子
●詠まれた猫……村松友視
●ここが知りたい!軽舟の俳句入門……小川軽舟
●往復書簡 相互批評の試み…岸本尚毅×宇井十間
●長谷川櫂とゆく「海の細道」旅日記……林田裕章
●みちのく名句選「気仙沼」……菊田一平選
●リレーエッセイ「初学時代の本棚」……嶋田麻紀
●時評 現代俳句のいま……押野 裕
●季語検定……季語と歳時記の会
●結社がゆく[深海]
●詩歌最前線……酒井佐忠
●月評・高山れおなが読む「今月の10句」
平成俳壇[題詠][雑詠]発表!
付録
季寄せを兼ねた 俳句手帖〈春〉
今月のトピックス
カラー口絵「俳人の時間・鍵和田ゆう子」
今号のカラーグラビア「俳人の時間」は「未来図」主宰の鍵和田ゆう子さん。第一句碑のある高幡不動尊を訪れ、文化財「鳴り龍」が描かれた「大日堂」にて撮影を行いました。本文エッセイでは、憧れの人だったという野澤節子との写真とともに、「雪」の句にまつわる“苦い思い出”について語っていただきました。
大特集 作句の極意がここに! 俳句は瞬間を切り取る
本特集では“俳句”という詩形の本質に迫りつつ、「瞬間を切り取る」という作句の極意を探ります。「いのち」「老い」「光と闇」など、テーマごとに“瞬間を捉えた名句”を鑑賞。また、深見けん二・黒田杏子・友岡子郷・高野ムツオ氏ほか8名によるエッセイ「授かった一句」も読みごたえ十分です。
主宰に聞く! 採る一句、採れない一句
句会で“採られる”句を作りたい…。そんな思いにこたえる実用特集です。結社の主宰7名が、自らの「選句の基準」を実例とともに解説。“採られる”句の具体的なポイントがわかります。採る句は“発見のある句”“普段着の句”“賞味期限の長い句”など、句会で選ばれるためのコツをそっと伝授。各氏の俳句観に触れ、実作に役立ててください。
今月の季語10
俳句ではもう春ですが、まだまだ寒さが厳しい2月。
春の陽気を待ちわびながら、一句詠んでみませんか。
- 余寒
かさなつて重き余寒の人の影 山口昭男 - 立春
立春の手帳の押さへても開く 阪西敦子 - 雪解
やさし過ぎて力と見えず雪解光 福士光生 - 薄氷
薄氷に滲んでゐたる鯉の色 田島和生 - 猫の恋
大仏次郎記念館より恋の猫 藤本美和子 - 鶯
うぐひすの声も甍も濡れいろに 山下知津子 - 梅
梅咲いて村に人声戻りけり 高橋悦男 - 片栗の花
僧ありて妻に恵まれ花片栗 金子兜太 - 若布
若布刈鎌をかざしてすすみけり 武藤紀子 - 海苔
海苔掻きの離ればなれにゐて夫婦 和田順子

