第12号では……
今号で最終号となる「the寂聴」。特集はアラーキーこと荒木経惟とのコラボレーション。寂聴が以前、住んでいた町を二人が訪ねる。アラーキーによる寂聴の写真も満載。また、作家の沢木耕太郎が寂庵を訪れ寂聴と対談。『美は乱調にあり』をはじめとした寂聴の評伝文学について、また、武田泰淳、吉行淳之介など交流のあったさまざまな作家の思い出を語り合う。さらには市川亀治郎との特別対談、ドイツのハイデルベルク市立劇場で上演されたオペラ『愛怨』の観劇記など。
表紙写真=荒木経惟 絵=上村奈央
生きることはすなわち書くこと、生きることはすなわち愛すること。51歳で出家得度し、瀬戸内晴美から瀬戸内寂聴となり、生きることに情熱を傾け続ける瀬戸内寂聴。その86年にいたる、波瀾万丈であるが故の幸福というものは何なのだろうか――。現在の瀬戸内寂聴を通して垣間見る芸術・文学・人物・旅・物・人生…。その全てを集めたものがこのムック・シリーズ『the寂聴』です。