ひところ話題になった『日本辺境論』。しかし井上章一先生によれば、「歴史認識については、日本人は辺境と自覚するどころか、逆に過剰な自尊心を持っている」と喝破します。『日本に古代はあったのか』の姉妹編をなし、日本近代の時代精神に迫る井上先生の連載、いよいよ最終回です。角川学芸WEBマガジン「不可知への冒険 メイキング・オブ・マージナル」(田口ランディ)、WEB国家「国家への提言」「大川周明著『日本二千六百年史』を読み解く」「物語としての経済学」(佐藤優)は休載とさせていただきます。

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WEB国家
新刊のご紹介
著者:雨宮処凛 プレカリカルチャー宣言──すべての貧民の反乱のために new
今月の短編
岩井三四二
存念これあり 第三話 大猛悪の人
new
連載タイトル ラインナップ
著:岸本葉子
“にっぽんのかわいい”や“にっぽんのすごい”を楽しむ日々を綴る、和ごころエッセイ。
著:鹿島茂
19世紀のパリ。妖しく誘う赤いネオンサインの奥で栄えた「閉じられた家」の歴史を開く!
著:梅原猛
梅原猛が怨霊鎮魂の旅に出た。乗り物はうつぼ舟。乗り合わせる人は世阿弥。舟漕ぐ人は秦河勝。向かう地は芸能の故郷。
著:鷲田清一
ずるずる、へとへと、ひりひり……。言葉が追いつかないとき、言葉が足りないとき、ひとはなぜ音を重ねるのだろうか。
著:山折哲雄
日本の歴史を見直す! 「中世」「宗教改革」「市民社会」など、借りものの概念から自由になって、自前の歴史像を再構築するための試み。
著:田口ランディ
人は、「不可知」な現象にであった時、どのような行動をとるのか。そして人はなぜ、不可知に憧れ、同時に恐怖するのか――。カント以来、いまだ結論の出ないテーマに立ち向かい、人間の不可思議な精神と行動を考える!
著:阿部ユーカ&阿部純也
どうせ私なんかダメなんだ! カップルのすれ違う心模様を描く、情けなくも笑えるエッセイまんが&納得の恋愛心理コラム。
著:井上章一
日本各地に息づく伝説には不可思議な魅力が隠れている。正史には載らない伝承・伝説から歴史のひだに分け入り、その意味するものを読みとく。
著:西木正明
敵軍を人間の目と耳で見つけ出す「人間レーダー」。1945年3月、楢山郁夫は人間レーダーの一人として栄光丸に乗船していた。戦争に翻弄された男たちの運命と、国家と個人の相克を問う緊迫のストーリー!
文庫読み放題
文庫読み放題

2010/07/15


著:井上章一
最終回 日本中世史のえがき方
日本で初めて、日本史を世界史に当てはめた原勝郎。原の日本中世史の描き方を見ると、どこか偏った歴史観が見えてくる。

2010/07/15


著:西木正明
第七回 第二章 玄界灘の狼(承前)
金平、安在玉をシケの中、朝鮮に送り届けた郁夫。さっさと対馬に帰ろうと船のエンジンを暖めていたところ、呼びとめられ――。

2010/07/15


著:梅原猛
第四十六回 第四十六章 「世阿弥」M「井筒」――中世注釈書の世界 その一
とんでもない。女は嫉妬に狂っていた。井の水を汲んで胸に当てるとそれは湯になっていた。そんな「井筒」も世阿弥の曲。

2010/07/15


著:阿部ユーカ&阿部純也
第十回 別れた方がいいですか?
喧嘩にならないよう気を遣い、比例して増えていく別行動。倦怠期を迎えた夫婦と、デッドゾーンの心理。

2010/07/15


著:鹿島茂
第四十八回 パリ売春地図(ブローニュの森の貴婦人たち)
最底辺売春の中心地であったブローニュの森。裕福な客、未成年と30歳以上の娼婦、さらにヒモたちが集まり、魑魅魍魎の世界が繰り広げられていた。

2010/07/15


著:鷲田清一
第二十五回 しーん
もともと「語をつくる」という意味をもつオノマトペ。語幹や語基から発生したもの、意味的な生成、音の欠如を表すものについて考える。

2010/07/15


著:山折哲雄
第十五回 中世における国家と宗教
中世の宗教は国家とどのようなかかわりをもったか。権門体制を支えたイデオロギー装置としての神国思想について説く。

2010/02/15


著:岸本葉子
最終回 風呂敷デビュー
風呂敷を持っていますか? 思いがけず風呂敷をもらった岸本さん。さっそく、由来や使い方を調べ……エコで「和」な風呂敷デビューを果たしました。

2009/12/15


著:田口ランディ
第五回 体験と意識
UFO遭遇者の取材を始めると、身近な友人・知人をはじめ多くの人々が「体験」を語り始めた。そして、彼らには共通の感覚の変化がみられたのだが――。


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